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日系ブラジル人による戦後の日本支援
[2012/05/18] 戦前・戦後にかけ、日本人は海外移民として北米・南米へ渡ったが、ブラジルを含めた海外の日系人が戦後の日本を支援してくれたことは御存じだろうか。
第二次世界大戦後、日本は極端な窮乏状態となり、海外で当時の日本に負けず劣らず厳しい生活をしている日系人達の間で、日本に救援物資を送ろうという動きが起こった。これが、「ララ物資」の発足につながり、1946〜1952年の間に膨大な救援物資が日本に送られた。活動はアメリカから始まり、その後カナダ、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ペルーへ広がった。日系人を含めた各種団体を通じて集められた寄付で物資が購入され、アメリカ経由で送られたのである。
ブラジルでは、1947年3月に、在ブラジル日本人や日系人により「救援会」が組織され、1950年9月まで続けられた。救援会は、当時の首都であったリオ・デ・ジャネイロを本拠地として、救援物資を数多く送り出した。
海を渡った多くの同士が世界中から日本を支えている現状は、今も変わりない。このような歴史的背景を踏まえ、日系人や現地在住の日本人などとの人的なつながりを有効に活用することができれば、海外進出がしやすくなるかもしれない。
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