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サンパウロ
サンパウロは、ブラジル最大の都市であると同時に、南アメリカを代表する世界都市のひとつである。ブラジル南東部の沿岸に位置しているサンパウロだが、厳密にはサンパウロは海岸に接していない。そのため、サンパウロの南、約60kmに位置するサントスを外港としている。
2008年のサンパウロの人口は約1,100万人であり、南半球で最大の人口を有する都市である。多くの人口を抱えるサンパウロには、イタリア系、ユダヤ系、日系などが多く居住し、近年では、韓国を始めとするアジア諸国からの移民が増加している。しかし、大都市であるために、公害や貧民街のスラム化などの問題も見受けられる。
サンパウロはブラジル最大の都市に相応しく、南アメリカの経済と流通の中心地である。 サンパウロには、中南米最大となるサンパウロ証券取引所も存在する。サンパウロには古くから、アメリカ、ドイツ、日本などの大企業や金融機関が進出しており、また、サンパウロ郊外に複数ある工業団地には、自動車メーカー、コンピューター、家電製品の工場が見られる。
1950年代以降は、自動車、重工業、金融、家電などの分野で日本の大手企業がサンパウロに進出をした。、具体的には、トヨタ自動車、東京海上日動、コマツ、日本航空、東芝、ヤマハ発動機など、様々な業種の日本企業が数百社進出している。郊外には世界でも有数の規模の日本人学校、サンパウロ日本人学校がある。日本航空が、ニューヨーク経由で週3便の直行便を運行しているなど、日本との縁が非常に深い都市である。
サンパウロの中心部には、リベルダージという日本人街が存在する。リベルダージとはポルトガル語で自由や独立を意味している。サンパウロへ日本人が移民した際に、日本の映画館があったリベルダージ周辺に居住をしたことが契機となり、その後日本人街として発展した。現在は、ブラジル日系人の約70%にあたる約100万人の日系人がサンパウロに居住している。
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