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ブラジルの歴史
ブラジルの歴史を紐解くと、1500年にポルトガル人のカブラルが最初にブラジルを発見した。
ポルトガル人の入植以降、ポルトガル語で赤い木を意味するブラジルの木である「パウ・ブラジル」の輸出が盛んになったために、16世紀頃よりこの地域がブラジルと呼ばれるようになった。これがブラジルの歴史に見る国名の由来である。1549年にはフランスの侵攻に対処するために、初代ブラジル総督が置かれた。
1807年のフランス軍によるポルトガル侵攻が契機となり、ポルトガルの宮廷はリオ・デ・ジャネイロに遷都した。1821年に宮廷はリスボンに帰還したが、1822年にペードロ王太子がペードロ1世として即位する形でブラジル帝国がポルトガルから独立した。これを契機として、独立国としてのブラジルの歴史が始まった。その後のブラジルの歴史では、奴隷制度批判などの影響を受けて奴隷制が廃止された。更に、奴隷制廃止により大地主からの支持を失ったペードロ2世が1889年のクーデターにより失脚した。ブラジルの歴史における、帝政から共和制への移行である。
共和制に移行してからは、奴隷制度の廃止などに起因する労働人口不足を招き、1908年より日本からの移民を受け入れるようになった。以後、第二次世界大戦の一時期を除いて1950年代まで日本からの移民受け入れが継続され、ブラジルは現在では150万人とも言われる海外最大の日系人を有する国となった。
1964年からはクーデターによる軍事独裁体制を敷いたが、軍事政権による人権侵害などにより1985年からは民政へと移行した。
現在はBRICsの一員として、ブラジルの歴史においても特に注目を集める程の経済成長を見せている。
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