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ブラジル治安
ブラジルへの渡航の際には、ブラジルの治安に関して心得ておく必要がある。BRICsの一国として高い経済成長を誇るブラジルではあるが、失業者や路上生活者の数も依然多く、ブラジルの治安を悪化させる原因となっている。大都市であるサンパウロ、リオデジャネイロ、サルヴァドールなどにはスラム街があり、犯罪発生時には拳銃などの武器が使用される場合がある。
日本人の被害状況に関しては、空港、バスターミナル、ホテルなどでの置き引き、地下鉄、バス内でのスリやひったくり、歩行中、交差点での一次停車時の恐喝・強盗などが挙げられる。近年では、金品の強奪を目的とした、拳銃などを使用した短時間誘拐が増えており、渡航者は十分気をつける必要がある。危険地域には足を踏み入れず、夜間の外出は制限するなどの配慮が必要である。
また、ブラジル治安を脅かすものに、麻薬などに関連した組織犯罪が挙げられる。スラム街などを中心に抗争事件などが増えており、ブラジル治安を悪化させている。
また、ブラジルは、海外最大の日系人社会の存在で知られているが、日系団体や在留邦人居住区においても銃器を使用した犯罪が発生しており、日系人や在留邦人もブラジル治安に不安を抱く状況にあると言える。
近年のブラジル政府はブラジル治安の向上に努めており、主な観光地や都市には観光警察が配備され、ブラジル治安を守る役割を果たしている。また、ブラジル治安の悪さが懸念される大都市とは異なり、地方都市の場合、昼間であればブラジル治安の悪さは感じさせないとも言われている。
ブラジルに渡航する際には、外務省、在ブラジル日本国大使館、ブラジル国内の各日本国総領事館、現地関係機関等より最新の情報を入手するようお勧めする。
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