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ブラジル金利
ブラジル金利とは、つまりブラジルの通貨であるレアルの金利を意味する。
ブラジル金利は、インフレの影響もあり、2003年においては25%と極めて高いものであったが、その後は断続的に引き下げられている。2004年に15%まで引き下げられ、2005年には、再び20%をつけたがその後は下降を続けた。2005年の9月以降は、18回連続でブラジル金利の引き下げが見られたが、2007年頃より物価が高めに推移していたことや、海外からの直接投資流入などにより、ブラジルの国内経済が過熱したために、2007年に開催された金融政策委員会では、インフレ誘発防止のため政策金利を11.25%に据え置き設定することとなった。
その後2008年6月にはブラジル金利の政策金利は、当時の据え置きである11.25%から12.25%へと引き上げられたが、2008年9月に発生した世界的金融危機以降ブラジルの経済成長は鈍化しており、以後、ブラジル中央銀行は数回にわたるブラジル金利引き下げを行った。2009年に入ってからは、世界的な景気低迷等によりブラジル経済も鈍化したことから、既に5回連続でのブラジル金利の引き下げが行われた。2009年7月の時点では、ブラジル金利は8.75%まで下降している。
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