ブラジルの工業を支える電気事情
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ブラジルの工業を支える電気事情
[2012/07/12] アマゾン川がブラジルにもたらすものは、古代から存在する豊富な森林資源である。そして、アマゾン川は近代工業の発展の基礎である電力も生み出している。
ブラジルの電力供給は、水力80%、火力13%、原子力3%という、水力が圧倒的に多いことが特徴的な構成となっている。ブラジルは石油産出国であるものの、国内工業のために殆ど輸入しており、原油は輸入品目では機械類に次いで第2位である。ブラジルにとっては、火力発電よりも豊富な降雨量と河川を利用した水力発電の方が低コストなのである。また、ブラジルには発電に適した流れの激しい河川が多数存在し、現在600以上の水力発電所が存在している。
2011年8月、ブラジル政府は発電量で世界第3位となる「ベロモンテ水力発電所」の建設を発表した。ブラジル政府の計画によると、2015年2月には一部の稼働が開始され、2019年に全体が完成する予定である。
エタノール燃料の普及など、環境への配意が目立つブラジル経済だが、ブラジルの工業は、その豊かな自然環境が生み出す電力に直接支えてられているのである。
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